乳児期において母乳を与えることをやめることをいう。
断乳は、児側の要因・母側の要因によって行われる。
児側の要因としては、哺乳困難や障害による場合もあるが、一般には、離乳進行状況や発達状況がその主なものである。
母側の要因としては、母乳分泌状況・母体の健康状態・母の就労状態および生活・意識などがあげられる。
栄養摂取が母乳以外の食物で十分な場合は断乳の時期とみなすことができ、不必要に分泌状況のよくない乳房を吸わせている場合にも、乳房を吸わすことをやめさせるべきで、心理的安定は母子関係の充実によることを配慮すべきであろう。
なお、断乳は満1歳前後が目標の一つである。
三上靖史・住宅鑑定風水インストラクター