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結納を取り交わし、正式の婚約が整ってから結婚式に至るまでには、様々な準備が必要になります。

次に結婚式までに準備することを挙げてみましょう。

・挙式・披露宴のスタイルの決定
・日取りの決定
・式場の選定、予約
・費用の見積もりと分担
・引き出物の選定、注文
・世話役の依頼
・招待客の選定
・招待状の発送
・結婚指輪の選定、購入
・衣装の選定
・式の進行の打ち合わせ

ここにあげた以外にも、こまごまとした準備がたくさんあります。

また地域によっても、それぞれ特色のある準備をしなければならないことがあります。

挙式からすぐに新婚旅行ということになれば、チケットや宿泊先の予約、旅行の準備、結婚後に新居に住むのであれば、その下見や費用などの面での支度も加わってきます。

婚約してから挙式までに6か月以上あるとはいっても、これだけのことを準備しなければならないのですから、早すぎて困るということはありません。

十分に検討して、自分なりの挙式までのタイムテーブルを作っておくようにアドバイスしておきましょう。

スケジュールなどで不安なところは、早めに仲人や親戚、知人に相談するとか、デパートなどのブライダルコーナー、結婚相談所で相談してみるのもよいでしょう。



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〈いいいれ(言納)〉は、つまり、〈言い入れ〉で、結婚を申し込むことです。

古くは、〈納采〉または〈納弊〉ともいい、地方によっては、〈樽入れ〉〈酒おさめ〉〈茶のもの〉、あるいは〈たのむ〉などと呼ばれてきたところもあります。

この〈結納〉は、江戸時代には、婿のほうから嫁をもらう約束のしるしに、酒さかな、その他の品物を嫁方へ贈り、嫁のほうではなにも贈らないかわりに、輿入れの当日、婿をはじめ、婿方の家人にそれぞれみやげものを持っていくということが広くおこなわれていました。

それが、明治になってから、婚約のしるしとして、たがいに、酒さかなや衣装、装身具などの品物をとりかわすようになり、ついで、品物の代わりに、〈御帯料〉〈御袴料〉などとして、金子(結納金)をとり交わすようになってきたのです。

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■本人が結納を持参する場合
最近は、男性側の本人がひとりで、あるいは両親付き添いで、女性宅に結納を持参し、女性側では、その場で祝宴をひらいて、手あつくもてなし、帰りに土産の形で結納返しの品を渡したり、結納返しはなしにするという方式をとる人たちもふえてきました。

とくに、仲人なしで結ばれた恋愛結婚の場合、このような型にとらわれない方式をとるのが合理的だといえます。


■家族書・親族書はどう書くか
結納をとり交わすときは、結納品や結納金といっしょに、〈家族書〉〈親族書〉を添えるのが従来からのしきたりですが、それらといっしょに、本人の〈健康診断書〉をも添えるのが、新時代のエチケットとされています。

〈家族書〉と〈親族書〉は、やがて親戚となるはずの双方の家族関係・親族関係を理解するうえにぜひとも必要なものですし、〈健康診断書〉は、やがて人生の伴侶となる人へ、自分の健康体であること、とりわけ、結婚に支障のないからだであることの明かしをたてるものとして、欠かせぬものだからです。

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結婚に際して持参してきた財産などは個人の財産で、分与の対象にはなりません。

分与の方法は、不動産、金銭、有価証券などなんでもよく、財産の種類は問いません。

慰謝料と財産分与は別ですから、離婚の原因を作り、慰謝料を払う立場の側にも、財産分与を請求する権利はあります。

請求された側は、離婚の原因を理由に、分与の拒否はできません。

財産分与はあくまでも、慰謝料として支払う損害賠償の意味ではなく、離婚により、結婚生活に伴う権利義務関係を解消するに当たり、共有財産の精算をするということです。

■夫婦財産制

いうまでもなく財産とは、個人または集団がもっているところの財の集合のことで、資産ともいっています。

夫婦の場合の財産も、かつては"妻のものは夫のもの、夫のものは夫のもの"ということばがあったほど、一方的だったものです。

今日ではそんなことはありませんが、夫婦は親密な共同生活をいとなむものですから、ともするとその財産関係が、はっきりしていないことも多いようです。

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婚姻中に夫婦で築いた共有財産の精算と、婚姻中、生活収入を他方に頼っていた配偶者の離婚後の扶養をするという意味で、配偶者の一方は他方に対して、離婚に当たり、財産分与を請求することができます。

財産分与は、民法で次のように記載されています。

民法第七六八条(財産分与の請求)(1)協議上の離婚をした者の一方は、相手方に対して財産の分与を請求することができる。

(2)前項の規定による財産の分与について、当事者間に協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、当事者は、家庭裁判所に対して協議に代わる処分を請求することができる。

但し、離婚の時から二年を経過したときは、この限りでない。

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結婚式が終わり、披露宴が始まるまでの時間を利用して記念撮影をします。

ふつう、写真は新郎・新婦二人だけのものと、参列者一同を加えたものとの二種類を撮ります。

新郎・新婦の写真を撮る時は、新郎がカメラに向かって右、新婦が左に並びます。

新郎は立ち姿、新婦は立っても座ってもかまいません。

衣装や新郎とのバランスなどを考えて、写真が引き立つように位置すればいいでしよう。

記念写真は、とかく緊張して堅くなりがちです。

花嫁のういういしさを失わないようにしながらも、自然に撮るようにします。

参列者一同の写真を撮る時は、家族・親類は新郎・新婦に関係の深い順に、また年長者から順に、前列や中央の位置を占めます。

両家の参列者の数に大きな開きがある時は、多いほうの参列者が相手側の端の位置につくこともあります。

ふつう、この写真は式に参列した家族・親類だけで、知人や友人は特に頼まれた時以外加わりませんが、キリスト教式や人前結婚式などの時は、立ち会った人全員を写真に収めるのが原則です。

記念写真は、そこに写っている人全員に贈るようにします。

特に媒酌人には参列者一同の記念写真だけでなく、二人の記念写真も添えて届けるのが礼儀です。

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上司の代理で会合に出席する場合は、その会合がどんな会合なのか認識することが重要です。

そして、相づち、立ち居振る舞等、上司の代理として相応しい礼儀作法で通すことです。

だからといってあまり緊張すると、堅苦しく話しづらくなるので、早くその場の雰囲気に慣れ、語らいを楽しむようにすればいいでしょう。

そのためにも、上司から情報を入手しておくと効果的です。

その際、飲みすぎると口が軽くなり、業務のことや、人物評などの話題に深入りしやすくなりますので、注意が必要です。

特に、会社の不利になるような言葉は慎みながら、話のリズムを崩さず、相手に合わせた話題を選ぶように気をつけましょう。

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死亡届(三上靖史)

戸籍法によって、人が死亡した場合は届け出が義務づけられています。

医師が死亡の確認をして、死因に不審がなければ、その医師が死亡診断書を書いてくれます。

死亡診断書は死亡届といっしょになっており、これに遺族が必要事項を記入し、死亡地を管轄する役所に届け出ます。

死亡した場所が本籍地でない場合は二通必要です。

役所では一年中二十四時間受け付けてくれます。

死亡を届け出ると火葬(埋葬)許可証を発行してくれます。

この許可証がなければ、火葬できませんから死亡届はなるべく早く出す必要があります。

届け出人は同居の親族がのぞましいのですが、葬儀社でも代行してくれます。

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お葬式のマナー(三上靖史)

火葬場へは身内か、ごく親しい人、遺族側で頼んだ人だけがいきます。

霊枢車には棺、運転手、葬儀社の人しか乗らないのが建て前ですが、棺を守る意味で、喪主か、それに準ずる人が1名だけ同乗することもあります。

一般的には霊枢車に続く次の車に喪主、遺族、近親者、友人の順に乗り、僧侶が付き添っていく場合は、喪主と同じ車に乗ってもらいます。

会葬者は、霊枢車が出発したあと、どうしたらよいか迷ってしまいます。

世話役が、どうぞお引き取りください。とか、茶菓の用意がございますとか、手落ちのないように気を配らなければなりません。

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お礼状 その2(三上靖史)

同じお世話になった人でも、緊張すべき相手ではなく、むしろ親しみをこめて書いたほうがいい人もいます。

例えば、海辺で泊まった民宿のおばさんとか、学生時代にお世話になった先生や下宿の主人などです。

この方たちにも、当然近況報告をかねたお礼状を差し上げるのを忘れてはいけません。

人生のなかで出合い、お世話になった人びとに対する感謝の気持ちを抱きつづけることは、人生を豊かにします。

いつまたお会いしてお世話になるかもしれませんし、先方も思い出しては案じてくれているに違いありません。

心から親しみをこめたお礼状は、きっと先方を喜ばせることでしょう。

一通のお礼状が、「世話をしてよかった」と先方に思わせる、心の通い道になるのです。

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電話の相手を待たせていいのは30秒まで。

それ以上かかるようなら、待たせたお詫びをして、見当たらないことを相手に伝え、「もう少し待っていただくか」「こちらから電話をするか」のどちらか相手に選択してもらう。

外出している場合
・「ただいま外出しております。○時ごろ帰社の予定です」

・「昼ごろに戻る予定ですが、戻りしだいお電話を差し上げます」

・「連絡があると思いますので、お伝えしておきます」

※急ぎの場合、何時ごろ連絡がとれるか相手は知りたいもの。

だいたいの予定を相手に伝える。

ただし、行き先などは差し障りがあるので教えるのは厳禁。

必要があればこちらから折り返し電話する旨を伝える。

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約束をして訪問されるお客様は「吉田様でいらっしゃいますね。お待ちいたしておりました。どうぞ」と言われ、目的の人へすぐ取り次がれることを期待しているものです。

しかし、来客を知らされていなかった場合、受付応対者は、名前や用件を伺ったり、名指し人に確認したりといった約束のないお客様に対するような応対をしてしまいます。

もし、予約のお客様にそのような応対をしてしまったときは、

「失礼いたしました。ただ今すぐに連絡いたしますので、こちらで少々お待ちくださいませ」と、まずお詫びをします。

そしてすぐ応対者に連絡をし、応接室などの確認をします。

さらに適切な場所にご案内しますが、その際内部連絡の不徹底の上塗りをしないように、よりていねいな応対を心がけるべきです。

毎日お客様の来社予定を知らないままで、その都度の対応をしていては応接室などが準備できていなかったり、取り次ぎがスムーズにいかないなどの段取りの悪さを露呈したりするものです。

その結果、お客様を待たせたりして印象の悪い応対になってしまいます。

このようなことを防ぐためには来客がある場合、受付担当者に口頭で連絡してもらうことや、受付の場所に「来客予定表」などのノートを備えつけ、来客を予定している人が各自、記入するなどの社内ルールを作るとよいでしょう。

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エスカルゴもオードブルとしてよくだされる物のーつです。

これには必ず専用のフォークと専用のトングが添えられます。

トングははさむようにできた器具のことです。

いただく時は左手に持ったトングで殻をはさみ、右手で持ったフォークで中の身を取りだします。

ただし、トングは握りしめると中のエスカルゴがポトリと下に落ちますから、その点は注意しましょう。

キャビアはオードブルとしてはそれほど一般的でないかもしれませんが、いただく機会のために覚えておいてください。

キャビアは一般にグラスの器でだされ、メルバトーストという長方形や正方形の形をしたカリカリ状のトーストが付いてきます。

この上に、別に添えられた小さく刻んだ玉ねぎやパセリをのせ、そこにキャビアを重ねていただきます。

ティースプーンが付いていますから、これですくってのせます。

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断乳・・・三上靖史

乳児期において母乳を与えることをやめることをいう。

断乳は、児側の要因・母側の要因によって行われる。

児側の要因としては、哺乳困難や障害による場合もあるが、一般には、離乳進行状況や発達状況がその主なものである。

母側の要因としては、母乳分泌状況・母体の健康状態・母の就労状態および生活・意識などがあげられる。

栄養摂取が母乳以外の食物で十分な場合は断乳の時期とみなすことができ、不必要に分泌状況のよくない乳房を吸わせている場合にも、乳房を吸わすことをやめさせるべきで、心理的安定は母子関係の充実によることを配慮すべきであろう。

なお、断乳は満1歳前後が目標の一つである。

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日本人と西洋人では美の感覚や自己主張やその表現の仕方が正反対である。

日本人は人に物を贈るときに、「つまらぬものですが、お口にあいましょうか」と極めて下手にへり下って出す。

常に実体以下に評価して示すことを美徳と考える。

これに対して西洋人は実体を知っていながら、その価値以上にオーバーに表現して示そうとする。

日本では心にもないことをオーバーに表現したり、自己宣伝することを極度にさげすむ。

五の価値のものを三と表現する国と、五のものを七だと過剰評価する国との違いを生んだ背景に、彼我の風土の豊かさの差異をはっきりと認めなければならない。

西洋画は一般に画面を全部ぬりつぶしてしまうが、日本画は余白をたくさん残す。

一枚の梅の花をかいてもやがてその余白の方向に梅の花が咲きほこるであろうことをみる者の心に残す。

水墨画の風景のなかに余白をたくさん残して何か幽玄なものがそのなかにかくされているがごとき表現をする。

まさに日本のものは余白、余情、余韻の芸術だ。

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木の下枝を切り、閥伐するほど森林はよく育った。

木炭など年間大変な量を生産していた。

いまではこの便利で高価な炭を外国から買ってくる有様だ。

茶の湯やバーベキューに赤い火をみながらの木炭燃料は最も贅沢なエネルギーになっている。

戦後燃料はすべて石油に代えて、折角、手近にある木という燃料をすっかり忘れてしまった。

石油を使う限り、不安定な中近東諸国のわがままや、紛争による石油危機の恐怖に怯えなければならない。

日本列島は毎年太陽の恩恵であり余るほどの燃料資源が山野で生産されているのだ。

これを使う限り日本民族の日常生活にエネルギー危機というものはありえないことだ。

エネルギー源として自前の山の樹木を見直すべき時がきた。

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このようなマンションは、敷地に特長があることもあります。

部屋の間取りに特徴があり、採光の点やプライバシーの点でも配慮がなされています。

このタイプは、おおむね中高層のものが多く人気があります。

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雁行(がんこう)というのは、雁という鳥が飛んでいるような、斜めの形をしているところから呼ばれるマンションの形態の特長のことを言います。

もちろん、このようにはっきりした雁行型の他にも、それの応用型や他のタイプとの混合型など、最近では用地の地型に合わせて様々なものが供給されています。

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ところが、実際の建設現場などを見ますと、相当な大手のものでも、「これは少し薄いのでは」と、考えられるようなものが使われています。

同じ金具でも、2×4工法でも、金具は大切なのですが、これも割合に薄いものが使われていたりします。

建設業者や工務店は、できるだけ経費を少なくしようと考えますので、この辺の「手抜き」に対しては、施工を頼む側として、厳しい目で見ていくことが大切なのではないかと考えます。

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これは、長い間住んでいるうちに、家具の重みなどで、家の構造部分がゆがんだり、地震などで、「縦て揺れ、横ゆれ」で、家が壊れるのを防ぐためです。

ですから、簡単に木材の接合部分がはずれたり、ずれたりしないように金具は強いものを使わなければなりません。

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在来木造の家の造り方の大切なことは、木材の接合部分をいかに強固にするかということです。

これを甘く見ていますと、金具を節約するために、工務店が、金具を打ちつけないで、家を建ち上げる場合が多く見られます。

最近の木造住宅は、以前のように、接合部の切込が複雑で強固にできていないために、その補強として金具を使うわけなのです。

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さらに言うならば、在来工法と壁工法の良い点をとって、外壁はモルタルの内側にべニアなどの合板を張るのが、強度としては極めて有効ではないかと考えます。

家は、「間取り、機能、見栄え」といった面も大切ですが、何と言っても生命を守るということから、地震に強いものでなければなりません。

そのために最低は気を配ることをなし遂げるべきです。

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ところが、筋交いの入り方が、同じ方向になっていたり、入っていても場所がアンバランスであったりしますと、せっかくの「筋交い」も十分には機能しないことになってしまうのです。

さらに、「たすきがけの筋交い」も、これだけで完結するくらいの強度を持っていますので、できれば、このような筋交いを木造住宅には採用するのが、適当ではないかと考えます。

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耐震設計は、地盤などがしっかりしていることを前提にすると、木造の家は、バランスの良い「筋交い」をしっかりと入れながら造り上げていくことが大切です。

「バランスのよい筋交い」の図面を見ますとわかりますが、「筋交い」は同じ方向に偏ってはいません。

必ず、片方をどちらかの筋交いが支えるようにできています。

これは1階も2階も同じです。

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建物はその形態で、いかにも不安定なものと、安定したものとがあります。

平面図で見て形が整ったものが、地震や台風などが襲ってきた時に一番強さを発揮します。

それに対して、変形した建物は、力学的には、力の加わり方が違うので、「捻じれ現象」などが起きて、家の構造体などが壊れやすいのです。

特に、中央部分のへこんでいる家の形は、風や地震の時に最もへこみ部分に力がかかりやすく、割に弱くできていますので、不安定さは最悪になっています。

設計士などに家の設計を頼みますと、「意外性」を出すために、さまざまな変形の家の形や、屋根の形を造りたがりますが、それは気をつけなければなりません。

そのような家の設計は、施工主からみれば、「遊ばれている」というように考えなければならないのです。

設計士から見れば、自分が住む家ではないので、多少の遊びがあっても構わないでしょうが、住む側は困ったことになるのです。

このように、絶対譲れない部分についての知識だけは持った上で、多少の譲歩をするようにしたいものです。

そんなことは知らなかった、というような考えでは満足な家は建ちません。

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家というものは、平面的な安定感のほかに、立体的な安定感がなければなりません。


そこで、見本の立体的な家を見てみますと、まず、平家で凹凸のないものは極めて安定しています。


昔の家は平家が多かったわけですが、最近では地価が高くなったために、2階建て、3階建てなどは増えてきているわけです。


その点からしますと、2階建てでは、「総2階」が一番安定しています。


これは建築力学的にも、どこか一方に重心がかかることなく、平均的にかかりますので、長い間に、家が傾いたり、地震などの時に
「不等沈下」を起こしたりする可能性が少ないわけです。


ところが、2階建てではあっても、一部分にのみ2階部分が乗っていますと、その部分だけでのバランスが取れるように造られているならまだしも、全体的な構造の中で考えますと必ず重心が偏るために、普段は問題がないにしても、地震などが起きますと振動に弱い面が出てきてしまいます。


それを避けるためには、2階の部分はできるだけバランスを考えて建ち上げるようにすることが肝心です。


このように、家というものは見た目にも安定感があることが大切で、それを無視したやり方は失敗します。


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