末期の水・病院での死亡

◆末期の水
医師から臨終が宣告されると、いあわせた人は、病人に末期の水を含ませます。

「死水」ともいい、生命にかかせない水を口にすることで、よみがえりを期待する儀式です。

以前はまだ意識のある内にしたものですが、近年では医師から死亡の宣告があってからするようになりました。

割箸の先に、ガーゼか脱脂綿を巻きつけたものを用意し、水にひたします。

血縁の濃い順に、死にのぞんでいる人のくちびるを軽くうるおします。


◆病院での死亡
病院死が増えつづけており、この十年くらいは自宅での死亡との比率が逆転しています。

医療の発達とともに、この傾向はもっと強くなるでしょう。

入院中に病院で死亡した場合は、遺体はすぐ霊安室に運ばれ、病院側の手で湯灌、化粧などの処置がほどこされます。

遺族は、冷たい処置と思いがちですが、病院側にしてみればやむを得ない処置なのです。

前野岳洋・住宅設計スタイリスト

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このページは、-が2017年3月 3日 14:56に書いたブログ記事です。

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